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ドラム式洗濯乾燥機は本当にいる?使って変わった暮らし

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休日の朝、洗濯機を回して、干して、乾いたら取り込んで、畳んで、しまう。それだけで午前中が終わってしまったことはありませんか。

雨の日が続けば部屋干し、乾燥機を使うほどでもないけど生乾きが気になる。タオルがふわふわしていればいいのに、乾燥したあとのごわつきが気になる。

「洗濯は毎日のことだからこそ、その手間が積み重なって消耗していく。」

こんな地味なストレスを一気に解決してくれるのが、ドラム式洗濯乾燥機です。

私自身も「縦型でも十分では」と思っていた時期が長く、ドラム式への買い替えをずっと後回しにしていました。でも実際に使い始めてから、洗濯への向き合い方がまったく変わりました。

この記事では、ドラム式洗濯乾燥機が本当に必要かどうか、どう選べばいいかを実体験も交えながら解説していきます。

それともう一つ。外に干せない人にとって、この問題はもっと切実です。

私は花粉症があるので、外に干すのが苦手です。天気がよくても、外には出せない。同じ事情の方は少なくないと思います。

問題の本質:洗濯は「回す」だけじゃない

洗濯の手間を正確に振り返ってみると、「洗濯機を回す時間」はほんの一部です。

本当に時間と手間がかかっているのは「干す・取り込む・畳む」の工程。特に「干す」作業は、ハンガーにかけて、場所を確保して、天気を気にして……という細かい判断と動作の連続です。

「洗濯の悩みは、洗う工程ではなく乾かす工程にある。」

ドラム式洗濯乾燥機は、この「乾かす工程」をまるごと自動化してくれます。洗い終わったら乾燥まで全自動。取り出す頃にはふわふわに仕上がっている。

私はドラム式を24年使っています

ここまで「ドラム式は本当にいるのか」を書いてきましたが、私自身の話をしておきます。

私がドラム式を使い始めたのは2002年ごろです。日本の家庭にドラム式が入り始めた頃で、三洋電機の機種でした。

最初の機種には、途中でリコールがありました。メーカーが今の機種——三洋の「AQUA AWD-AQ4000」——に交換してくれて、それが2009年ごろ。以来17年、この1台を使い続けています。

17年で、壊れたところはありません

修理に出したことも、部品を替えたこともありません。

私の機種は2009年発売です。三洋電機は2011年にパナソニックの子会社となり、SANYOというブランドは姿を消しました。私の洗濯機を作った会社は、もうありません。それでも、毎日動いています。

もうなくなってしまった会社ですが、こんな素敵な製品を作ってくださった三洋電機という会社に、感謝しています。「今もちゃんと使えていますよ」と伝えたい気持ちです。

乾燥は毎回、ヒートポンプで

洗濯が終わったら、そのまま乾燥まで。干す作業は、この17年ほとんどしていません。

この機種には乾燥の方式が3つありますが、私はずっとヒートポンプを使っています。ふんわり柔らかく仕上がるのが気に入っていて、乾燥後のにおいも気になりません。

正直な不満も書いておきます

いいことばかりではありません。

  • 乾燥時間は長めです。取扱説明書では、洗い〜乾燥の標準コースで約2時間30分〜4時間。
  • 音は、昼なら気になりません。夜は「ナイト」コースにすれば静かですが、そのぶん1時間ほど長くかかります。
  • フィルターの掃除は2〜3週間に1回。
  • 電気代は、それなりにかかっている実感があります。乾燥を毎回使えば当然です。少しでも抑えるなら、洗濯物をまとめて容量の8割ほどで回すのが節電になるそうです(出典:環境省「みんなで節電アクション!」)。

17年前の機種なので、いまの機種はもっと静かで速いかもしれません。それでも、縦型に戻ろうと思ったことは一度もありません。「干す・取り込む」がない生活に慣れると、戻れないのです。

外に干せない人へ:浴室乾燥とドラム式、どちらがいいか

外に干せない理由は人それぞれです。花粉症、住環境、天候、生活時間。私の場合は花粉症でした。

ドラム式にする前、私は縦型の洗濯機と浴室乾燥を使っていました。

浴室乾燥でも「外に干さない」は実現できます。乾きますし、花粉もつきません。ただ、やってみると分かるのですが——干す作業と、取り込む作業は残ります。

洗濯機から洗濯物を出して、ハンガーにかけて、洗濯ばさみで留めて、浴室に運ぶ。乾いたら、ハンガーから外して、洗濯ばさみから外して、取り込む。

ドラム式に変えた決め手は、ここでした。

干さなくても、ハンガーから外さなくても、洗濯ばさみから外さなくても、そのまま出してたたむだけ。

この差は、使ってみると思ったより大きいものでした。時間を買っている感じがします。

ただし、乾燥を使わないなら縦型で十分です

正直に書きます。乾燥機能を使わないのであれば、ドラム式は必要ありません。

縦型のほうが本体は安く済みます。外干しが気になる方は、縦型+浴室乾燥、または部屋干しで足ります。それで困っていないなら、わざわざ買い替える理由はありません。

ドラム式が意味を持つのは、乾燥まで全部任せたい人です。そこが分かれ目だと思います。

「ドラム式は高い」と思って踏み切れない3つの理由

ドラム式洗濯乾燥機を検討したことがある人の多くが、最終的に購入に踏み切れないまま縦型を使い続けています。その理由は大きく3つあります。

理由①:初期費用の高さへの抵抗

「洗濯機にそこまでお金をかけるのか…」という感覚は当然です。

ドラム式は、縦型と比べると明らかに高い買い物です。

ただし、考え方を変えると見え方が変わります。干す・取り込む作業を10年間自動化できるとしたら、その価値はどこに置くか。時間の価値を金額に換算すると、初期コストの見え方が変わってきます。

理由②:電気代・水道代への不安

「ドラム式は電気代がかかる」というイメージを持っている方も多いですが、実際は機種によって大きく差があります。

最新のヒートポンプ式乾燥機能を搭載したモデルは、ヒーター式に比べて消費電力が少ないとされ、電気代を抑えながら乾燥できます。また、ドラム式は縦型より少ない水量で洗えるため、水道代が下がるケースも多いです。

「ランニングコストまで含めて考えると、意外とコスパはいい。」

理由③:設置できるか不安

「洗面所が狭いから入らないかも」「搬入経路に問題があるかも」という不安も多く聞かれます。

ドラム式は縦型より横幅がある機種が多く、防水パンのサイズや扉の開き方も確認が必要です。この不安は根拠がないわけではなく、実際に設置できずに返品となるケースもあります。購入前に採寸と搬入経路の確認を行うことが必須です。

失敗しないドラム式洗濯乾燥機の選び方:5つのポイント

では実際に選ぶ際、何を基準にすればいいのでしょうか。以下の5点を確認しておくと、後悔のない一台を選べます。

ポイント①:乾燥方式は「ヒートポンプ式」をおすすめします

乾燥方式には「ヒートポンプ式」と「ヒーター式」があります。

ヒーター式は本体価格が安い分、乾燥時の電気代が高く、衣類への熱ダメージも大きいとされています。一方、ヒートポンプ式は低温で乾燥するため衣類に優しく、電気代も抑えられるとされています。

「長く使うほど、ヒートポンプ式の差額は回収できる。」

毎日乾燥機能を使う前提であれば、ヒートポンプ式を選ぶほうが長期的にはお得です。

私の機種は17年前のもので、いまは手に入りません。では、いま買うならどれか。私自身は現行の機種を使い比べていないので、断言はできません。ただ、家電を各社使い比べてきた知人が「結局これに落ち着いた」と話していたのが、パナソニックのヒートポンプ式です。三洋のヒートポンプ乾燥を17年使ってきた私から見ても、ヒートポンプ式を選ぶという判断は納得できます。

実際に使ったわけではないので、口コミや店頭の実機で確かめてから決めてください。

ポイント②:洗濯・乾燥の容量を正しく把握する

「洗濯10kg・乾燥6kg」のように、洗濯容量と乾燥容量は別に表記されています。乾燥できる量は洗濯できる量より少ないのが一般的です。

一度に洗う量が多い場合、乾燥容量が足りずに2回に分けることになります。一人または二人暮らしなら洗濯8kg・乾燥5kg前後で十分なことが多いですが、家族が多い場合は乾燥容量を優先して選びましょう。

ポイント③:防水パンと搬入経路の事前確認

ドラム式は横幅が640mm前後の機種が多く、防水パンが古いタイプだと設置できないことがあります。また、玄関や廊下の幅、エレベーターのサイズも搬入に影響します。

購入前に以下を必ず測定してください:防水パンの内寸(横・縦)、洗面所の入口の幅と高さ、玄関・廊下・エレベーターの有効幅。

ポイント④:ドアの開き方向を確認する

ドラム式のドアは向かって左開きが一般的ですが、右開きのモデルも存在します。洗面所のレイアウトによっては、ドアの開き方向が合わないと使いにくくなります。

洗濯物を入れる動作・取り出す動作を実際にシミュレーションしてから決めると◎。

ポイント⑤:スマートフォン連携の有無

最新モデルでは、洗濯の終了をスマートフォンに通知したり、外出先から操作できる機種が増えています。「帰宅したら乾燥まで終わっている」という状況をつくるためには、タイマーやアプリ連携が有効です。

今日からできる具体アクション

ステップ1:今使っている洗濯機のサイズと置き場所を測る
まず現状を把握することから始めましょう。防水パンの内寸、入口幅、搬入経路の確認をメモしておくだけで、選択肢が一気に絞り込まれます。

ステップ2:乾燥機能の使用頻度をイメージする
「毎日乾燥まで使いたい」か「梅雨や雨の日だけ使えればいい」かで、コスパの計算が変わります。毎日使うならヒートポンプ式が長期的にはお得です。

ステップ3:価格.comやAmazonで実際の口コミを確認する
スペック表ではわからない「実際の音の大きさ」「乾燥後の仕上がり感」「メンテナンスのしやすさ」は口コミが参考になります。特に「乾燥後のにおい」「糸くずフィルターの掃除頻度」は購入前に確認しておきたいポイントです。

ステップ4:量販店で実機を確認してから購入する
ドア開閉の重さ、内部の広さ、操作パネルの見やすさなど、実際に触れてみないとわからないことが多い家電です。購入はオンラインでも、一度は実機を確認することをおすすめします。

洗濯だけでなく家事全体の負担を減らしたい方は、一人暮らしの家事をラクにする道具も参考にしてみてください。

まとめ:洗濯時間を取り戻すことで、暮らしの質が変わる

ドラム式洗濯乾燥機は、決して「贅沢な家電」ではありません。毎日欠かせない洗濯という作業から、「干す・取り込む・気にする」という手間をまるごと省いてくれる、暮らしの質を上げる道具です。

「投資すべきは、時間が戻ってくる道具に。」

初期費用は確かに高いですが、毎日の時間とストレスが解放されることを考えると、生活の中でも優先度が高い買い物のひとつといえます。

時間を買える商品は、この世にそう沢山あるものではありません。

人生の時間を買えるのであれば、そういう選び方は必要なことだと思います。ドラム式洗濯乾燥機は、私にとってその一つでした。

まずは今の洗面所のサイズを測ること、そして自分の洗濯スタイルを振り返ることから始めてみましょう。それだけで、どの機種が向いているかが見えてくるはずです。

購入を検討するなら、最新モデルの比較が充実しているAmazonや価格.comでのリサーチがおすすめです。ヒートポンプ式を中心に、設置サイズと口コミを合わせて確認してみましょう。

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